釣猿乃云々(コラム)

2010年01月10日(日)
【もっと遠くへ! …その3】
当時、ブレイクショルダー部の地形に沿ってタイトにルアーを通す事が魚を手にする近道でした。

しかしながらそれは、ショルダー部にラインが擦れる事を覚悟して攻める事を意味し、バイブレーションプラグ(シンキング)を岸からブン投げる少年猿にとっては、ルアーロストの危険と魚のバイトが紙一重で隣り合わさっている事をも意味していました。

各社の技術躍進のお陰様で現在では一概には言えませんが、モノフィラメント(単一繊維)が通例のナイロンラインは、根ズレ等で傷が入るとその箇所の強度がかなり落ちて、いきなりプツンと切れやすいかと思います。
一方で、複数の繊維から成っているフロロ(フルオロ)ラインは、根ズレ後もいきなりに切れる事が少ないように思います。
根掛かり等でラインを引き切った際にラインの切断箇所を見ても、ナイロンは伸び切れたようなかたちを呈するのに対し、フロロはロープがハチ切れたようなささくれた様を呈すことが多いかと思います。

この事から当時の少年猿は、中坊にとっては痛い大出費をしてまでもフロロラインの購入に踏み切りました。

…が、満足いく飛距離が出ません(-.-;
更には、ナイロンに慣れていたせいか、硬くバサバサしたフロロの扱い難いこと扱い難いこと(>_<;
少年にとって大出費とはいえ、安いフロロラインは安いリールとの相性が悪く、トラブル増と飛距離ダウンを招き、少年猿には涙を呑むのみの残念な結果となりました(涙)





… 続く



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