2021年3月5日(金) 【休日】 ふと思い立って3年ほど前の日記を読んだら、思想めいたことを長々書いており(思想めかないものが存在するかどうかは置き)、大変困惑した。 私が振り返りたかったのは、その頃何時に起き、何時に眠り、何を食い、誰と会い、どういう風に生きていたかということであって、今と大して変わりもなく、答えもないことをあれこれ言い換えている様子が見たかったのではない。 そんなことを考えながら、本日は午前9時頃に起床した。 仕事の日なら遅刻であるし、休日なら早すぎる起床である。 そう、つまりは、予定のある休日であった。 1年ほど前から、後頭部のかゆみに苦しめられている。 一度病院に行って塗り薬をもらったがあまり良くなった感じもなく、病院に行って良くなった感じがないから改めて病院に行く気にもなれずにいたものの、自然に良くなることもないようなので、平日に休みが入ったこのタイミングで改めて行ってみることにした。 起きてまずやったのはネット予約である。 わざわざ病院で待つ必要がない。なんと便利だろうか。 すると、9時受付開始のところ、既に16人が予約をしていた。 病人が多い。 2時間ほど待ち時間があるとのことで、布団の中で漫画を読みながら過ごす。 過ごす、が、結局、何度も何度も自分の順番があとどれくらいかネットで確認をしてしまい落ち着かない。 そう、私は後に予定が入っていると落ち着かないタイプ。 なので、漫画を持って病院に向かうことにした。 そもそも、予約をするとか、病院で待たないようにするとかいうのは、その時間を有効活用したい人にこそ必要なことであって、他に特段の予定のない私には不要であった。 漫画を読みながら待合室で待つ。 そこで、この病院のことをあれこれ思い出す。前に来たのはもう半年以上前である。広めの病院で、内装もきれいだが、何かあった気がする。何かなければ、さすがに頭がかゆいのを半年以上も放置しない。何かしら、何か、この病院に来るのが嫌な理由があったような気がする。と考えていた矢先、漫画の中に見覚えのあるセリフを見付け、「ああ、あのネットでよく使われているセリフの元ネタはこれだったのか!」と感動し、病院のことが頭から消える。 番号が呼ばれたので、診察室に入る。 ああそういえば、医者が怖かったような気もする、と思いながら入る。 前と同じ、女性の医師である。 かゆみのことや、どんなシャンプーを選べば良いのか尋ねる。 パソコンの画面を見ながら、流暢に答えてくれる。特に怖いことはない。 ひとまず、前にもらった薬より少し強い薬を処方してもらった。 そこでまた、何かひっかかるなあと思いながら診察室を出て、すぐ近くの薬局で薬をもらう。 それから、ダイソーに向かう。 何を隠そう、印鑑ケースが壊れたのである。 ただの印鑑ケースではない。先に朱肉が付いていて、ケースに入れたまま押印できるようになっているのである。 ただ、なかなか壊れやすく、仕事を始めて4年目が終わろうとしているが、先日壊れたケースは既に二代目である。 これまでは東急ハンズで購入していたが、この地には東急ハンズがないので、まがい物が売っていそうな店をしらみつぶしに見ていくしかない。 その一軒目がダイソーである。 ちなみに、先日腕時計が電池切れで止まってしまった際には、通常価格の5倍(500円)する腕時計をダイソーで購入して1週間ほど使用していた。 大変便利なお店である。 結論から言うと、私の欲する印鑑ケースはなかった。 これで私のしらみつぶしはお仕舞いである。 いつか東急ハンズに行こうと思う。 お昼は、ダイソーの近所の定食屋に入る。 ここ、お惣菜と御飯が食べ放題なんですよ。人間、何歳になっても食べ放題という言葉には弱いですよね。 野菜鍋を注文する。 近くの老人が、店のシステムを理解できていないようである。その上、マスクもしてきていないとのことでバイキングも利用できず、店員さんが「じゃあ、いくつかお惣菜お持ちしますね。」と笑顔で応対している。老人は何か言ってるが、何を言っているかは聞き取れない。 一方私は、注文が届き、鍋の中に既に五穀ご飯が入っている形式であることに気が付き、これ定食っぽくないからご飯お代わり自由が適用されるのかどうか分らんぞと悩んでいた。 そこには、店のシステムを解さない2人の人間がいて、一人は店員さんとコミュニケーションを取りながらうまく問題に対処しており、一人はとりあえず自由に食えることが約束されたお惣菜を黙々と食べている構図が描かれていた。 満を持して店員さんに確認したところ、食べて良いとのことであった。 満腹になって帰宅し、さっさと漫画を読み終える。 漫画の返却期限までには数日あるが、本日ツタヤに行きたい理由がある。 そう、焼き芋である。 毎週金曜日には、ツタヤの前に焼き芋屋さんが来ているのである。 ウキウキで自転車を飛ばし、ささっと漫画を返却・レンタルする。 そして帰りに焼き芋を買う。 いつもはおじいさんしかいないが、今日はラフな格好をした大学生の孫娘らしき人物もいる。もちろん、実際のところはどういう関係か知らんけども、焼き芋を売ってくれるなら、愛人でも上司でも悪魔でも構わないのである。 中くらいのを2本買い、50円おまけをしてくれて、お代は400円であった。 家に帰り、さっそく焼き芋を食いながら、漫画を読む。 振り返ると、漫画を読んでばかりである。 隙あらば漫画を読んでいるというか、隙のときにやることがない。 緊急事態宣言のせいにしているが、真実は、宣言が明ければ自ずと明らかになる。 宣言が明けるなんて表現、これまであっただろうか。というか、今でも許されるものだろうか。 そこからお昼寝タイムである。 振り返ると、休日ライフをかなり楽しんでいる。 起きたら暗くなっていた。 夕飯のことを考えるが、腹はそこそこ満たされているし、目の前に中くらいの石焼き芋が1本残されているので、まあ、米は炊かなくて良いだろうと判断をする。 筋トレをして、風呂に入り、漫画を読んでいたら、もう眠る時間である。 昼寝はしたが、早起きと相殺されているようで、今夜も眠れそうである。 布団に入りながら、一日を振り返る。 そこそこ充実した一日だと思いつつ、何か気に掛かるなあと思いながら漫画を読んでいたところ、診察室での医師の様子を思い出す。 そうそう、あの医者のことが苦手だったのだと思い出す。 怖くはないけど、ずっとパソコン見ててこっち見ないんだもん。患部をちょっと見ただけだったもん。そうそう。そうだったわ。前もそうだった。 それですっきりして、漫画を置いて、眠りに入りつつ、今日は文章にするとしたら比較的長めの一日だったなと思うわけです。 [挙手] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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