2017年3月10日(金)
【2017.3.10】
引っ越しの準備をしなくてはいけない。
先日,とはいっても昨年の夏に,住んでいるアパート,とはいっても法律的にはマンションと言っても良いらしいので,つまり僕の住んでいるマンションの,管理会社が変わった。
非常に驚いた。
来た手紙を何度か読んだけど,結局何が変わるのか分からず,いつものように月末を少し過ぎてしまってから,申し訳なさそうに家賃を管理会社の支店に払いに行くと,5年間申し訳なさそうにし続けた相手である受付の事務のお姉さんが「あ,この物件がですね,管理がうちではなくなりまして,こちらのですね・・・」と,うちに来ていたのと同じ書類を出して説明を始めた。
つまるところ,家賃を払う先が変わったのだった。
あと,廊下の色や,人が入っていない部屋のドアが綺麗になった。
僕の部屋のドアは小汚いままで,最近はなんか,ドアポストのゴムがとれかけている。

と,いうわけで,引っ越しの準備をしないといけない。
僕は,物が捨てられない。非常に捨てられない。
全ての物に,わずかといえど,思い出というものがあるので,どのような,それこそちょっとした紙切れであっても,10年後20年後,もしくは50年後にでも,それを見ながら物思いにふける可能性をぬぐえないので,もうそれは,捨てられない。
しかし,捨てないといけない。
開けたくない冷蔵庫も,開けねばならない。
何年振りか,考えたくもない。
この冷蔵庫については,うん,捨てていいと思う。
このまま捨てていいなら,捨てたい。
捨てたい,この冷蔵庫は本当に捨てたい。冷蔵庫に関する思い出なんてない。
そもそもこの冷蔵庫,あの,ホテルとかに置いてある小さい冷蔵庫で,不動産の方が「前の方のなんですが,そのままで大丈夫ですか?」というのを,ラッキーとばかりに頂いたものだが,非常に使い勝手が悪かった。
小さい。非常に小さい。
あと,冷凍出来ないくせに,ちょっと凍る。
僕もこれは意味が分からない。
なので,この冷蔵庫は早く捨てたいのだが,こうやって思い返してみると,ああやはり,この冷蔵庫にも,様々な思い出があるものだと,ちょっとだけしんみりしてしまう。
捨てるけども。
段ボールについては,実は,こちらに引っ越してきたときのものが残っている。
不精の自分に少しだけ,感謝しようか,どうか。どうかなぁ。



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